野村不動産ソリューションズ（株）は27日、同社が運営する不動産情報サイト「ノムコム」において、アットホーム（株）が提供する「間取図特徴抽出AIモデル」を活用した新たな物件検索機能「ハッシュタグ・間取り図検索」を導入したと発表。
昨今、SNSの普及等で「ハッシュタグ」検索による類似情報の収集や検索が活用されている。そこで今回、ハッシュタグ化された暮らしのこだわりや物件の特徴から探す、新たな検索軸を導入した。
「間取図特徴抽出AIモデル」は、間取り図を解析し特徴を言語化するAIモデル。間取り図画面から間取りの構成、リビング・居室・キッチン・水回り・収納などの各領域、配置関係、つながり等をAIで解析し、「#シューズインクローゼット」「#角部屋」といった50種類以上の物件特徴をハッシュタグとして出力。出力したタグを掛け合わせて、「#乳幼児と暮らしやすい間取り」など暮らし方別の特集も生成できる。
ノムコムの「ハッシュタグ・間取り図検索」では、設備・間取りに関するハッシュタグから検索する機能のほか、暮らしのこだわりから検索する機能、AIが学習したハッシュタグランキングから検索する機能と、3つの検索方法を用意している。