不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

売上高2ケタ増/日本ハウズイング23年3月期

 日本ハウズイング(株)は10日、2023年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(22年4月1日~23年3月31日)は売上高1,404億2,400万円(前期比12.6%増)、営業利益67億9,900万円(同3.9%減)、経常利益69億2,400万円(同3.5%減)、当期純利益47億6,100万円(同0.2%減)。労務費や材料費の高騰による原価の増加や働き方改革に伴う販管費の増加等で増収減益。

 主力のマンション管理事業では、受注が好調に推移。周辺事業からの収入も寄与し、売上高568億円(同4.4%増)、営業利益49億7,600万円(同14.2%増)と増収増益。管理戸数は、期中1万1,426戸増加し48万9,666戸、グループ全体の管理戸数は59万3戸を達成した。

 ビル管理事業は、新たな連結子会社の収益寄与で、売上高159億4,600万円(同71.0%増)、営業利益6億5,700万円(同12.4%増)。不動産管理事業は大型サブリース物件の解約があり、売上高58億5,100万円(同1.8%減)、営業利益5億5,400万円(同11.7%減)だった。

 次期は、売上高1,422億円、営業利益77億3,000万円、経常利益77億円、当期純利益50億円を見込む。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら