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豪州のオフィスビル開発に参画/ダイビル

 ダイビル(株)は22日、豪州・メルボルンで推進しているオフィスビル開発プロジェクトへの参画を決定したと発表。

 豪州大手不動産開発会社Miravac Limited(マーバック社)と共同事業契約を締結。ダイビルは同プロジェクトの50%を取得し、マーバック社と共同でAグレードのオフィスビルの開発を推進していく。

 同プロジェクトは、メルボルン市CBD(中心業務地区)の新興エリアに位置。市内主要駅の「サザンクロス」駅から無料のトラムで約1分と、交通利便性に優れたエリアに立地する。

 敷地面積約4,300平方メートル、延床面積約4万6,000平方メートル、鉄筋コンクリート造地上21階地下1階建て。貸床面積は約4万6,000平方メートル。基準階貸室面積約2,600~3,000平方メートルを確保。大型ワンフロア志向のテナントニーズに応えるとともに、最大4区画分割も可能とする。環境性能面においては、オーストラリアの建物環境評議システムが評価する不動産環境認証レーティングの高規格の認証を取得する予定。
 竣工は2025年12月を予定している。

 同社は、12年にベトナムのオフィスビル開発に参画。22年には米国・アトランタ近郊におけるESG配慮型オフィス開発プロジェクトへの参画も決定しており、海外事業は開発中案件を含め3ヵ国・計6物件となる。

CBD東側からのイメージ


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