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西宮北口に入居者交流促す賃貸マンション

「ジオエント西宮北口」完成予想図

 阪急阪神不動産(株)は29日、同社の大規模商業施設「阪急西宮ガーデンズ本館」(兵庫県西宮市)の西側で建設中の複合施設上層部の賃貸マンション名称を「ジオエント西宮北口」とすると発表した。

 同物件は、阪急神戸線他「西宮北口」駅徒歩3分に立地。地上14階建て複合施設の10~14階に位置する、総戸数112戸の賃貸マンション。間取りは、1K~2LDK、専有面積約25~63平方メートル。

 入居者同士がつながることによって、互いの成長や学びとなるコミュニティ醸成をするため、ハード・ソフトの両面でさまざまな取り組みを行なう。10階部分に、入居者専用の共用スペースを配置。貸し切り利用も可能なキッチン付きの「ダイニングラウンジ」や「リビングラウンジ」「ルーフトップラウンジ」を用意。スマートフォンを置くだけで充電ができるスマートチャージャー内蔵したブース席やプリンターなどを備えた「ワークルーム」、入居者同士がミーティングなどを行なうことができる「レンタルルーム」「オープンビューテラス」、ランドリー機能とホビーグッズ等を保管できるレンタルストレージで構成する「ランドリーストレージ」などの多様な空間を共有することで、入居者の快適性や利便性を高める。

 物件専属のコミュニティマネージャーが、入居者限定のイベントを開催し、コミュニティ醸成をサポート。イベント情報の発信やプロジェクトメンバー募集など、入居者間でのコミュニケーションをオンラインで行なえる入居者専用アプリも導入する。また、分譲マンションで導入していた「ジオ シェアスタイル」を賃貸マンションで初導入。大型のスーツケースやテントなどキャンプ用品など、たまにしか使わないことから自ら購入しないものや、収納スペースが限られているために所有を諦めていたものなどを入居者全体でシェアし、暮らしのグレードを高める。

 建物竣工は2023年8月下旬。入居者募集は9月下旬より行なう予定。


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