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投資家の8割超が「インフレの影響感じる」

 健美家(株)は30日、19回目となる「不動産投資に関する意識調査」結果を発表した。4月27日~5月11日にかけ、同社運営サイトの登録会員を対象にアンケート調査を実施した。有効回答数は579。

 投資用不動産の価格を1年前と比較した場合、「価格が上昇している」が68.0%で最多。「価格の変動はない」が25.2%で、「下降している」という回答は6.7%だった。

 「2022年10月以降に物件を購入したか」という問いには、「購入した」が45.9%。購入した物件は、「戸建て賃貸」が最多で45.9%。また、購入した人のうち「融資を活用して購入した」割合が63.5%、現金購入は36.5%だった。

 「この1年、不動産投資において、インフレーション(物価高騰)の影響を感じることはあるか」という問いには、「感じたことがある」が82.7%で8割を超えた。「どんなところで感じるか」との問いには、「リフォーム工事価格が上昇した(61.4%)」「物件価格が上昇した(44.5%)」等の回答が得られた。

 今後取り組みたいインフレ対策としては「家賃を上げる(56.8%)」、「値段の安いサービスを探す(51.6%)」との回答が半数を超えた。


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