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野村不、仙川の複合再開発地内でシニアレジ第6弾

「オウカス世田谷仙川」外観
エントランスラウンジ。東西面を高さ約5mのガラス張りとし、明るい空間とした

 野村不動産(株)と野村不動産ウェルネス(株)は6日、健康増進型の賃貸シニアレジデンス「オウカス」の第6弾「オウカス世田谷仙川」(東京都世田谷区、総戸数186戸)を8月20日に開業すると発表した。東京23区内では初出店となる。

 京王線「仙川」駅徒歩14分、複合再開発で今年3月25日にまちびらきした「SETAGAYA Qs-GARDEN(世田谷キューズガーデン)」内に立地する。同エリア内は約9haの広大な緑に囲まれ、同物件のほか、ファミリー向け分譲マンションやクリニックモール、地域コミュニティ施設等も整備されている。

 敷地面積は約9,064平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上4階建て。延床面積約1万1,521平方メートルで、オウカスシリーズ最大級の施設となる。間取りは1K~2LDK。専有面積25~35平方メートルの1人入居用住戸と、36~60平方メートルの2人入居可住戸が中心。

 共用部は、365日日替わりメニューを提供するダイニングや、大浴場等を設置。フィットネススタジオやコミュニティカフェを設けた木造フィットネス・カフェ棟は入居者以外の利用も可能とし、地域に開かれた交流の場とする。

 入居者の健康に配慮し、フィットネス・カフェ、ダイニング、エントランスは床輻射冷暖房を採用して温度むらのない空間を実現。敷地の北西部は既存樹を残し、木のチップを配した散歩道を整備するなど、自然と歩きたくなる空間づくりも行なった。入居後は、プロの運動指導員や看護資格を持ったコンシェルジュ、管理栄養士、生活相談員と連携し、身体の改善を実感できる「ウェルネスプログラム」を提供。世田谷キューズガーデン内でイベントやにぎわい創出を手掛けるタウンマネジメントクラブと連携した取り組みも行なう。

木造フィットネス・カフェ棟の外観
木造フィットネス・カフェ棟内のコミュニティカフェ。入居者以外も利用可能で、地域に開かれた交流の場となる


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