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ジェルコビジョン2030を推進/JERCOが総会

「ジェルコビジョンの実現に向け、今年度の基本方針を全会員と連携して取り組みたい」と話した盛会長

 (一社)日本住宅リフォーム産業協会(JERCO)は14日、京王プラザホテル(東京都新宿区)にて第15期定時総会を開催。同協会会長の盛 静男氏が、2023年度の事業計画について説明した。

 23年度は、(1)ジェルコビジョン2030の目標、ロードマップ・ガイドラインの策定、(2)ジェルコ改革案の策定、(3)次世代型ビジネスモデルの構築・事業化、(4)本部・支部・各委員会事業の推進、(5)プライマリーバランスの健全化の推進、を基本方針に掲げた。

 (1)では、同協会が描く「リフォームの質」を明確に示し、その質の向上を目指す。(2)については、新しい時代に即したジェルコ改革案を策定。(3)では、事業開発委員会が社会の解決につながる次世代型ビジネスモデル、小規模事業者が望むビジネスモデルを開発・構築し、事業化を目指す。
 (4)については、各委員会の相互連携を図るとともに、各支部女子会「ジェルこまち」活動の推進、リフォームコンテストの開催などに取り組んでいく。(5)では、本部・支部事務局の収支、ジェルコ財政収支の健全化を推進する。

 盛会長は、“質の高いリフォームを提供し、事業者の明るい未来を創造する”という「ジェルコビジョン2030」の実現に向け、「まずは当協会が描く“リフォームの質”を明確に示すこと、ガイドラインの策定を23年度の課題とする」と言及。「そのガイドラインを研修会やセミナーで各事業者に落とし込み、実践とPDCAを繰り返しながら“質の高いリフォーム”で人生100年時代における生活者へ安心と豊かさを提供できる事業者を目指す。ジェルコビジョンの実現に向け、今年度の基本方針を全会員と連携して取り組みたい」と話した。


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