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米国ダラス近郊で賃貸住宅を開発/住友林業他

完成イメージ

 住友林業(株)とJR西日本不動産開発(株)は19日、米国テキサス州ダラス近郊で、賃貸用集合住宅を開発すると発表。米国大手ディベロッパーFairfield Residential Holdings LLC(以下、「Fairfield社」)との初の協業案件となる。

 住友林業は現地法人SFA MF Holdings, LLC、JR西日本不動産開発は現地法人JRWD US Inc.を通じて参画。両現地法人とFairfield社で設立する特別目的会社(SPC)が開発主体となり、住友林業の100%子会社SFCアセットマネジメント(株)が同プロジェクトをとりまとめる。

 ダラス近郊北西部の都市ファーマーズ・ブランチ市の約1.58haの敷地に、延床面積2万8,600平方メートル、木造・鉄筋コンクリート造5階建ての賃貸用集合住宅と駐車場棟を開発する。木造2×4工法で、木材の炭素固定による環境配慮と経済性を両立。また、ソフトウェアを用いた建物のライフサイクルアセスメントを通じ、建築時のCO2排出量などを数値化し環境への影響を評価する予定。

 着工は12月、竣工は2026年9月の予定。


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