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女性の一人暮らし、「広い間口の正方形」が人気

 (株)クレアスライフは、同社が運営する都内マンションに住む独身女性を対象に、間取りや水回り、内装、インテリアについてのアンケート調査を実施し、同社が運営するWebサイト「不動産投資スクエア」に結果を発表した。回答者数は305人、年齢構成は20歳代以下が46.2%、30歳代34.4%、40歳代が14.4%、50代以上が4.9%。

 「同じ広さの1K(キッチン2.7畳、洋室8畳)と1DK(キッチン6.4畳、洋室4.3畳)では、どちらの間取りを好むか」という質問では、1Kが50.5%、1DKが49.5%と、ほぼ半々の結果になった。

 居室の形状について、「間口が狭く、奥行きがある長方形」、「間口が広く、横幅のある長方形」、「間口が広くて、正方形に近い」の3タイプから選ぶ質問では、「間口が広くて、正方形に近い」(40.3%)、「間口が広く、横幅のある長方形」(33.1%)、「間口が狭く、奥行きがある長方形」(26.6%)と、3タイプで大きな差は見られなかった。

 水回りについて、「今住んでいるマンションのキッチンの大きさ」については「狭い」と回答した人が57.0%と最多。「狭い」と答えた理由については、「作業台が小さい」が最も多く60.1%、次に「シンクが小さい」が22.0%、「収納場所が少ない」が9.8%という結果になった。

 浴室について、「シャワーだけでなくお風呂にも入るか」という質問には、80.7%がシャワーだけでなくお風呂にも入る(湯船につかる)と回答。お風呂に入る頻度は、「毎日」が最も多く33.8%、次いで「2~3日に1回程度」が28.8%、「1週間に1回程度」が22.5%となり、約85%が1週間に1回以上の頻度で湯船につかるという結果となった。

 「水回りや間取りに対して感じている不満」については、「お風呂がもう少し大きいと嬉しい」、「脱衣所が狭い」、「冷蔵庫を設置するスペースが狭い」、「独立洗面台がない」、「トイレと脱衣所が一緒」、「クローゼットが小さい」、「収納スペースが欲しい」、「ハリが多くて家具が配置しづらい」などの声が挙がった。


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