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東京・あきる野で物流施設を竣工/東京建物

「T-LOGIあきる野」外観

 東京建物(株)は30日、物流施設「T-LOGI」シリーズ第10弾となる「T-LOGIあきる野」(東京都あきる野市)を5月31日に竣工したと発表した。

 首都圏中央連絡自動車道「日の出」IC約2.5km、中央自動車道「八王子」IC約11.3kmに位置。延床面積4万9,988平方メートル、地上4階建て。

 同シリーズは、省エネルギー化の推進と再生可能エネルギーの活用による環境配慮型物流施設の開発を推進。すべての物件において「ZEB」認証の取得を目指している。太陽光パネルを実装し、発電量が施設内需要を上回る場合は、余剰電力量分を「自己託送スキーム」により東京建物保有物件へ直接融通。竣工済み物件のうち太陽光パネルを実装している8物件においては、総発電量(約3,820MWh/年)の約58%に当たる余剰電力2,210MWhを融通している。災害時のBCP対応、セキュリティ面にも配慮。

 現在保有中、もしくは開発中の物流施設への投資規模は、総投資額ベースで2,650億円(27物件、総延床面積110万平方メートル)まで拡大している。


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