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茨城で「HAZMAT」倉庫を開発/プロロジス

「プロロジスパーク古河6」開発イメージ(手前)

 プロロジスは20日、HAZMAT倉庫(※)8棟からなる「プロロジスパーク古河6」(茨城県古河市)を開発すると発表。2024年2月に着工、同年12月の竣工を目指す。

 同施設は、同社がマルチパーパス型ロジスティクスパークとして開発を進める「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」の敷地(約17万7,000平方メートル)内に開発するもの。敷地面積約2万1,000平方メートル、延床面積約7,800平方メートル、鉄骨造地上1階建て。

 23年5月に竣工した「プロロジスパーク古河4」に併設する、化粧品やアルコール類等の危険品の保管に適した「HAZMAT倉庫」が竣工と同時に満床となり、さらなる保管ニーズへの対応が必要となったため、新たに泡消火設備を装備したHAZMAT倉庫8棟を整備。「プロロジスパーク古河4」の入居企業を対象に提供し、普通品・危険品を一体運用をサポートする。

 「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」では、「プロロジスパーク古河4・5・6」のほかに、2棟の物流施設の開発を予定。現在入居企業を募集している。また各施設へ送電するための特別高圧電力を受電する計画で、これにより冷凍冷蔵倉庫、工場用途、大規模なマテハンや自動倉庫の導入など、大量の電気を使用する用途にも対応可能となる。

※HAZMAT倉庫:法律で危険品と指定されている物品を保管する施設


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