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横須賀の商業施設にメザニン投資を実行

 (一社)環境不動産普及促進機構(Re-Seed機構)は17日、商業施設「コースカ・ベイサイドストアーズ」(神奈川県横須賀市)の信託受益権を保有し、アジア・パシフィック・ランド・(ジャパン)・リミテッド(APLJ)がアセット・マネージャーを務めるSPCに対して投資を実行したと発表した。

 「コースカ・ベイサイドストアーズ」は、1991年に開業。2020年6月にAPLJ主導のもとフルリノベーションを実施。今回新たに空調機や吸気ファン、排気ファンにインバーターを導入すると共に、駐車場には「CO濃度抑制」を採用。これにより「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」評価(★★★)取得する見込み。

 今回の投資は、環境不動産普及促進機構の出資とあわせ、地域振興やESG投資を支援するみずほリース(株)、サッポロ不動産開発(株)等も出資する、官民協調のプロジェクト支援体制。

 なお同機構は、みずほ信託銀行(株)、みずほリアルティ One(株)、みずほ不動産投資顧問(株)と機構資金を活用した環境性能の高い不動産形成に対するメザニン投資の枠組みを形成しており、今回の案件が第1弾となる。

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