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東京建物、温室効果ガスの排出削減目標を引き上げ

 東京建物(株)は5日、同社グループの温室効果ガス排出削減についての中長期目標のうち、2030年までの削減目標を引き上げたことを発表した。

 同目標は21年6月に策定。従来は同社グループによる直接排出、グループが購入した電気・熱の使用による間接排出を合わせて30年度までに19年度比40%削減する目標を「46.2%削減」に引き上げる。世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて1.5度に抑える水準となる。

 同社では、具体的な行動として(1)再生可能エネルギーの導入、(2)ZEB・ZEHの開発推進、(3)グリーンビルディング認証の取得を掲げている。(1)においては、30年度までに保有する不動産で消費する電力をすべて再エネ化、50年度までに事業活動での電力再エネ化などを見込む。新たな目標の達成に向け、これらの取り組みを強化していく。


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