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三菱地所、川沿い空間の在り方を検証する社会実験

川床風ベンチのイメージパース

 (一社)大手町歩専道マネジメントと三菱地所(株)は20日、川沿い空間の在り方を検証する社会実験「BATON PARK-KAWABATA-RYOKUDO-2023」を実施すると発表した。

 神田と大手町をつなぐ日本橋川に面した全長約780mの歩行者専用道路「大手町川端緑道」の未来の空間活用を見据えて、求められる機能や活用方法について検証する。22年、大手町中通りを検証場所として開催した実験に続く2回目。

 国土交通省「まちなかウォーカブル推進事業」の千代田区内初の活用事例として、「大手町川端緑道」の未来の空間活用の検証に加え、誰もが歩いて楽しいウォーカブルな川沿い空間のあり方を検証する。川床風ベンチや芝生広場等、居心地の良い居場所をカスタマイズできる空間を目指す。
 22年の社会実験を踏まえ、今回は、開催期間延長の他、実施エリアも拡大。検証方法は、実験前後の人流や滞在人数調査と、利用者の観察調査を行なう予定。

 実施期間は23年10月23日~11月11日。期間中は、地元店舗や、豊洲市場商店会の出張出店、オリジナルフードの出店等を予定。子供の遊び場など、ファミリーで楽しめる空間も提供する。


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