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空中配送ロボットを活用した実証実験/パナソニック他

実証実験イメージ

 パナソニック ホールディングス(株)、東急(株)、(独)都市再生機構(UR都市機構)は6日、「UR虹ヶ丘団地」(川崎市麻生区、総戸数1,578戸)において空中配送ロボットを活用した配送サービスの実証実験を、18日より開始すると発表した。

 3者それぞれが持つノウハウを生かし、協働して郊外住宅地に共通する地域課題の解決などを図ることを目的に連携協定を締結。実証実験では、住民が専用ウェブアプリから、東急ストア、吉野家などに商品を注文。空中配送ロボットが、指定時間内に団地内に設置した受取ボックスまで商品を届ける。こうした配送システムの効果や課題の把握、利用頻度や利用目的のニーズの把握と、生活への影響を調査する。

 配送業界における人手不足や配送コストの上昇などの社会課題を解決するほか、少子高齢化が進行する郊外住宅地の買い物の利便性向上を目指す。また、受取場所に人が集い、外出や交流の機会が創出されることによるウェルビーイングの向上や、コミュニティの形成による地域活性化に寄与していく。

 期間は24年3月31日まで。


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