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ベトナムで温浴施設付き分譲マンション/東急

「MIDORI PARK The TEN」外観イメージ

 東急(株)は11月30日、ベトナム社会主義共和国の子会社・BECA MEX TOKYU CO.,LTD. (以下、ベカメックス東急)が同国ビンズン省・ビンズン新都市において分譲マンション「MIDORI PARK The TEN」(総戸数300戸)を開発すると発表した。

 同省はベトナム最大級の都市・ホーチミン市の北部に隣接する都市。外国直接投資(FDI)誘致実績はホーチミンに次ぐ2番目で、外国企業の工場の集積が進んでいる。また、それに伴い人口も増加傾向にあり、現在の人口は約280万人。

 ベカメックス東急は、東急が「東急多摩田園都市」の開発で蓄積したノウハウを生かし、2012年から同省のビンズン新都市(総面積約1,000ha)において現地の文化・慣習と融合したまちづくり「TOKYU GARDEN CITY」を推進している。これまでに5つの住宅プロジェクトや4つの商業施設開発、学校・医療機関の誘致、交通網の整備等を手掛け、「MIDORI PARK The TEN」は、6つ目の住宅プロジェクトとなる。

 同物件は敷地面積1万3,500平方メートル。地上10階建て、延床面積約6万5,000平方メートル。間取りは1ベッドルーム~4ベッドルーム。住宅の専有面積は44~161平方メートル。天井高は3.5m。共用施設として50mプールやジム、バーベキューテラス、キッズプレイルームを備える。また、同省の物件として初めて、共用部に温浴施設を設ける。

 販売は24年8月から行なう予定。販売予定価格は、2ベッドルームで約3,300万円~。着工は2023年12月、竣工・引き渡しは25年秋を予定する。


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