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小平市で住宅・商業・公共施設の複合再開発

「小川駅西口地区第一種市街地再開発事業」外観イメージ

 旭化成不動産レジデンス(株)は8日、同社が参加組合員として推進している「小川駅西口地区第一種市街地再開発事業」(東京都小平市)を着工したと発表した。

 西武鉄道国分寺線・拝島線「小川」駅の駅前約1.2haを対象とした再開発。交通結節点にふさわしい都市基盤の整備、地域のにぎわい・交流の場や防災性の高い住環境の創出を目的に、住宅・商業・公共施設等からなる複合建築物等を整備する。

 建物は、敷地面積約5,045平方メートル、地上27階地下1階建て、延床面積約4万387平方メートル。低層階はショッピングモール等の商業施設や、公民館等の機能を有する市民センター、男女共同参画センター等で構成。
 6階以上は住宅フロア(総戸数219戸)。住戸タイプは、1LDK~4LDKまで幅広く用意し、多様な世帯・居住者のライフスタイルに対応する。内廊下式を採用しプライバシー性を向上。共用部にはラウンジやゲストルームを設置し、ゴミ置き場は各階に設ける。

 同再開発では、開発エリア内の道路の拡幅・新設や、約1,000平方メートルの「(仮称)小川にぎわい広場」整備等も行なう計画。竣工は、2026年8月を予定する。


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