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地区計画から27年、目黒の複合開発がまちびらき

まちびらきセレモニーの模様

 (株)JR東日本ビルディング、(株)ジェイアール東日本都市開発、野村不動産(株)は8日、2023年10月に全体竣工した複合開発「MEGURO MARC」(東京都目黒区)のまちびらきセレモニーを開催。3社の担当者や地域企業・団体、住民等が集まり、テープカットを執り行なった。

 JR東日本グループの社宅跡地2.2haに、オフィスビル「JR目黒MARCビル」、賃貸マンション「目黒MARCレジデンスタワー」、分譲マンション「プラウドタワー目黒MARC」の3棟を開発した。それぞれ、延床面積約3万8,720平方メートル・地上13階地下1階建て、延床面積約1万8,560平方メートル・地上24階地下2階建て、延床面積約3万6,630平方メートル・地上32階地下1階建て。敷地中央には交流空間「MEGURO MARC ガーデン」を設けた。

 3社およびプラウドタワー目黒MARC管理組合は23年4月、(一社)MEGURO MARCを発足。「プラウドタワー目黒MARC」1階のカフェスタンドやシェアラウンジ、スタジオ等を活動拠点に、エリアマネジメントにも注力している。街区内の住民・ワーカー以外の参加も可能で、メンバー登録料は基本無料。有料会員(入居者:月額2,000円、一般:月額3,000円)には、シェアラウンジの無料利用などさまざまな特典を用意している。

 東日本旅客鉄道(株)マーケティング本部まちづくり部門長の髙木浩一氏は「このMEGURO MARCは1996年の地区計画から始動し、約27年の月日をかけてこの度まちびらきを迎えた。開発して終わりではなく、竣工後も広場を核にイベント開催等に取り組み、住む人や働く人、地域の方々など多世代の交流を促していきたい」等と語った。

「プラウドタワー目黒MARC」1階のシェアラウンジ。エリアマネジメント活動の拠点の一つ
12月8・9日にまちびらきイベントを開催。「JR目黒MARCビル」1階では工作やリース作り等のワークショップを開催している


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