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23区オフィス空室率、3.41%と前月比低下

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は10日、2023年12月のオフィス空室マンスリーレポートを発表した。調査対象は、東京23区内にある延床面積300坪以上のオフィスビル。

 東京23区のオフィス空室率は3.41%(前月比0.08ポイント低下)、賃貸面積のうちの募集面積の割合を示す募集面積率は5.02%(同0.02ポイント上昇)となった。

 エリア別の空室率は、都心5区は3.25%(同0.07ポイント低下)、周辺18区が3.92%(同0.09ポイント低下)。募集面積率は、都心5区が4.83%(同0.02ポイント上昇)、周辺18区が5.62%(同0.05ポイント上昇)。

 都心5区の区別では、空室率が高い順に、中央区4.16%(同0.2ポイント低下)、港区4.26%(同0.05ポイント上昇)、新宿区2.80%(同0.02ポイント低下)、渋谷区2.16%(同0.01ポイント上昇)、千代田区1.96%(同0.18ポイント低下)。

 規模別の空室率は、大規模ビル(延床面積5,000坪以上)が3.55%(同0.03ポイント低下)、中小規模ビル(延床面積300坪以上5,000坪未満)が3.23%(同0.14ポイント低下)。募集面積率は、大規模ビルが5.46%(同0.14ポイント上昇)、中小規模ビルが4.49%(同0.12ポイント低下)となった。

 空室面積は34万4,000坪(同9,000坪減)。空室増減量は、増加が3万4,000坪(同変動なし)、減少が4万3,000坪(同2,000坪減)と、減少が増加を上回った。


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