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目黒区に同社初の木造賃貸マンション/日鉄興和不

「(仮称)大岡山一丁目プロジェクト」外観イメージ

 日鉄興和不動産(株)は29日、同社初となる木造賃貸マンション「(仮称)大岡山一丁目プロジェクト」(東京都目黒区、総戸数29戸)の新築工事に着工したと発表。

 同物件は、東急目黒線「大岡山」駅より徒歩10分、東急東横線「都立大学」駅より徒歩12分に位置。敷地面積656平方メートル、建築面積約459平方メートル、木造および鉄筋コンクリート造地上4階地下1階建て。木造化の普及に資する技術を用いた優良なプロジェクトとして、令和5年度国土交通省「優良木造建築物等整備推進事業」に採択されている。

 住戸は1DK~2LDK。建物屋上には草屋根ルーフトップテラスを設け、夏の日差しや冬の冷気による室内への影響を軽減する。その他、高断熱・高効率の設備やシステムを導入することで、共用部を含む建物全体で約20%以上の一時エネルギー消費量を削減。「ZEH-M Oriented」認証を取得する予定。

 また、入居者以外にもサステナブルな暮らしを提供するべく、「ONE LAB・CASE南砂町」(東京都江東区)に続く第2弾目となる宿泊型体験施設「ONE LAB・CASE大岡山」(1戸)を開設する。(株)講談社が発刊するワンテーママガジン「FraU(フラウ)」との共創プロジェクトに基づき、同マガジンのSDGs会員を交えたワークショップにより決定していく。

 竣工は2025年3月頃を予定。


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