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空き家所有の不安「老朽化・災害で壊れそう」がトップ

 (一社)あんしん解体業者認定協会は21日、「空家の処分・活用方法に関する意識調査」結果を発表した。

 2023年12月4~19日に空き家の所有経験がある人を対象にインターネットで調査したもので、有効回答数は男性・女性84人ずつで計168人。

 空き家の処分・活用を考える際に検討したことについて聞いたところ、トップは「中古住宅・古家付きとして売却」と「そのまま自身・家族が住む」で、どちらも63人が回答。次いで「更地にして売却」(55人)。

 空き家を所有していることに不安があるかについては、「ある」が48.2%、「ない」が51.8%。
 空き家を所有していることの不安について、具体的な不安材料について聞いたところ、1位は「老朽化・災害で壊れそう」(32人)、2位は「犯罪被害や火災が心配」(28人)、3位が「維持・処分にコストがかかる」(24人)。精神的負担、コスト負担の両方が不安要素になっていることが分かる結果となった。


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