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神戸の公園再整備完了。ホテルと水族館、6月開業

「神戸須磨シーワールドホテル」外観イメージ(ホテルホームページより)

 (株)サンケイビルのグループ会社である(株)グランビスタ ホテル&リゾートは12日、「神戸須磨シーワールドホテル」(神戸市須磨区、総客室数80室)と「神戸須磨シーワールド」(神戸市須磨区)を6月1日に開業すると発表した。

 「神戸須磨シーワールドホテル」は、敷地面積9,516.48平方メートル。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上8階建て、延床面積8034.01平方メートル。
 水槽やビューバスを備えた最上位の「プレミアムルーム」を全3タイプ計11室(広さ47~66平方メートル)、「スタンダードルーム」を全6タイプ計69室(広さ28~57平方メートル)用意。イルカと触れ合うことができるドルフィンラグーンや地産地消にこだわったレストラン、瀬戸内海を望む屋上デッキも施設内に備え、価値体験型ホテルとして再生した。宿泊料金の一例として、スタンダードルーム「スーペリアツイン」1室が2万5,500円~など。

 「神戸須磨シーワールド」は「つながる」をコンセプトに、デジタルツールや体験プログラムを通じて学んで遊べる水族館とした。「神戸須磨シーワールドホテル」の宿泊者は入館無料。

 これら2施設の開業により、同社などを構成員とする神戸須磨 Parks + Resorts 共同事業体(※)が進めてきた「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」は完了となる。同事業については過去のニュースを参照。

(※)代表企業:サンケイビル、構成員:三菱倉庫(株)、JR 西日本不動産開発(株)、(株)竹中工務店、阪神電気鉄道(株)、芙蓉総合リース(株)、(株)グランビスタ ホテル&リゾート

「神戸須磨シーワールド」では、シャチのパフォーマンスを楽しむことができる(水族館ホームページより。画像はイメージ)


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