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米国フロリダ州での供給5,000戸体制へ/住林

 住友林業(株)は29日、米国子会社のDRB Group(DRB社)が1日、フロリダ州タンパ地区を中心に戸建て分譲住宅事業を展開するBiscayne Homes(BH社)の事業を譲り受けたと発表した。

 同社グループは、長期ビジョン「Mission TREEING 2030」を掲げ、2030年までに米国での年間住宅供給2万3,000戸を目標にしている。22年のフロリダ州初進出から事業拡大を続け、同州では現在年間約700戸を供給。今後、これを年間5,000戸体制に拡大することを目指す。

 同州は、22年のGDP(国内総生産)が全米4位、人口が同3位、戸建て着工許可件数がテキサス州に続く同2位。BH社が本社を置くタンパ地区は、州内2位の人口規模で、今後も安定した人口増加と住宅需要が見込める。BH社の年間販売戸数は約120戸で、DRB社がタンパ支店としてBH社の事業と同州内でのパイプラインを引き継ぐことで、事業基盤の強化を図る。


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