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断熱性能最高等級に対応した平屋戸建て/パナソニックH

「カサート平屋 断熱等級7モデル」外観イメージ

 パナソニック ホームズ(株)は19日、住宅性能表示制度における断熱性能で最高等級7に対応した戸建住宅「カサート平屋 断熱等級7モデル」の販売を開始した。等級7への対応は、同社商品で初。

 従来より同社の平屋は、標準仕様で断熱等級6に対応できるが、季節により寒暖差が大きい日本で部屋間の温度差をさらに少なくするために、建物の天井、基礎の断熱性能をさらに強化した上で、新しく開発した樹脂サッシを窓に採用することで、最高等級7に対応可能とした。

 さらに同社の強固な構造を生かし、大開口のあるワイドな大空間が設計可能。地熱の効果で外気に比べて温度が安定しているベース空間(床下)の空気を換気に活用することで、冷暖房の負荷の低減などで年間光熱費を約25%削減することができる。
 また、キッチンを中心とした回遊動線により、家族で家事ができるLDKや、キッチンに近接して家事や在宅ワークの空間を確保するなど、動線の効率化や時短につながるプランも用意する。

 制震鉄骨軸組構造、3.3平方メートル単価は100万円台から(標準本体価格・消費税込み)。初年度販売目標は40棟。


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