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関西で2つの物流施設に着工/TC神鋼不動産

 TC神鋼不動産(株)は8日、物流施設「AS-LOGIりんくう」(大阪市泉佐野区)および「AS-LOGI 神戸II」(神戸市西区)を着工したと発表した。

 「AS-LOGIりんくう」は、関西国際空港島中心部まで約8km、阪神高速4号湾岸線「泉佐野南」ICまで約450m。りんくうタウン内に位置し、関空税関支署管轄の保税地域であることから航空貨物を取り扱う広域集配拠点として期待されている。敷地面積約4,545平方メートル。建物は鉄骨造5階建て。延床面積は約1万581平方メートル。

 大型車5台のトラックバースと、大型3台のトラック待機場と一般駐車場を備えたBOX型の物流施設。2~5階の倉庫部分に空調を実装し、従業員の労働環境に配慮する。2025年6月竣工予定。

 「AS-LOGI 神戸II」は、神戸電鉄粟生線「木津」駅徒歩6分、山陽自動車道・神戸淡路鳴門自動車道「神戸西」約1.5kmに位置。神戸市が造成した「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内に位置し、広域集配拠点としての機能を見込む。敷地面積約9,688平方メートル。鉄骨造4階建て。延床面積は約2万1,276平方メートル。

 1~2階スロープタイプでマルチ対応も可能。床荷重1.5t/平方メートル、梁下有効高5.5m、荷物用EVおよび垂直搬送機を各2基確保し、汎用性を高めている。25年2月に竣工予定。

「AS-LOGI 神戸II」イメージ


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