三幸エステート(株)は30日、(株)ニッセイ基礎研究所と共同開発した成約賃料に基づくオフィスマーケット指標「オフィスレント・インデックス」2026年第1四半期(1~3月)版を公表した。
東京都心部のAクラスビル(延床面積1万坪以上、1フロア面積300坪以上、築年数15年以内)の1坪当たり賃料は、3万7,620円(前期比2,128円上昇)と、10期連続で上昇。20年第3四半期以来の3万8,000円台が視野に入ってきている。
空室率は0.9%(同0.3ポイント上昇)と上昇。新築ビルに残る空室が主な上昇要因となっている。
Bクラスビル(1フロア面積200坪以上でAクラスに含まれないビル)の1坪当たり賃料は、2万2,895円(同185円上昇)。対前年変動率では10期連続のプラスで、23年第1四半期以降上昇傾向が続いている。
空室率は1.4%(同0.1ポイント低下)と、10期連続の低下となった。周辺エリアを中心に空室床が消化された。
Cクラスビル(1フロア面積100坪以上200坪未満、築年数制限なし)は、1坪当たり賃料1万9,992円(同138円上昇)と、6期連続の上昇となり、緩やかな上昇傾向は継続。コロナ禍前のピークである20年第1四半期の水準に近付きつつある。
空室率は1.8%(同0.4ポイント低下)。8期連続の低下となり、20年第3四半期以来の1%台に。都心部の新築・築浅ビルを中心に空室床の消化が進んでいる。