(株)長谷工コーポレーションは15日、2026年3月期決算(連結)を発表した。
当期(25年4月1日~26年3月31日)の売上高は1兆2,731億3,600万円(前期比8.1%増)、営業利益987億4,300万円(同16.6%増)、経常利益940億5,100万円(同12.8%増)、当期純利益548億3,900万円(同59.2%増)。完成工事高と不動産売上高の増加により、売上高は過去最高を更新した。
主力の建設関連事業は、分譲マンション建築工事を首都圏で45件、近畿圏・東海圏で19件、合計64件を受注。分譲マンション以外の工事として、賃貸マンション等12件を受注した。完成工事については、賃貸マンション等を含む104件を竣工。民間分譲マンションの受注増により、単体受注額は過去最高の7,267億円(同23.9%増)を計上した。売上高は9,009億円(同7.0%増)、営業利益は685億円(同21.6%増)の増収増益。
不動産関連事業では、分譲マンションの新規引き渡しや収益不動産の売却が増加。不動産仲介の取扱件数も増え、売上高は2,932億円(同16.0%増)、営業利益は356億円(同9.2%増)となった。
管理運営事業は、賃貸マンション運営管理・社宅管理代行において、新規受託が順調に推移。継続的な受託により、運営管理戸数は両事業合計で19万6,878戸(同1.4%増)と増加した。分譲マンション管理では、新規受託が堅調に推移し、管理戸数は44万8,076戸(同1.1%増)に。シニアサービスは、有料老人ホーム・高齢者向け住宅の入居が進捗したことにより、稼働数は2,786戸(同2.5%増)に。結果、売上高1,654億円(同8.8%増)、営業利益82億円(同26.6%増)を計上した。
中期経営計画の初年度となる当期は、建設事業において、持続的な生産体制の構築に向けプレキャストコンクリート工場の運用を開始。大型データセンターを受注し、非住宅領域への拡大を推進した。DX分野では、最先端のデジタル技術を活用するマンションの未来体験スペース「長谷工デジタルテクノロジーラボ」をオープン。連結経常利益1,000億円の達成に向け、着実なステップを踏んだ1年となった。
次期は、完成工事高の増加と完成工事総利益率の改善により、売上高1兆3,800億円、営業利益1,100億円、経常利益1,050億円、当期純利益660億円の増収増益を予想。完成工事高は6,900億円、完成工事利益率は15.9%、単体受注高は4期連続過去最高を更新する7,300億円(同0.5%増)を見込む。