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積水化学、住空間とエネルギー消費の関係性を分析

 積水化学工業(株)住宅カンパニーの調査研究機関である(株)住環境研究所は24日、HEMSのデータと同社が保有する住宅間取りデータを組み合わせた統合分析を開始すると発表した。東京大学生産技術研究所ESI社会連携研究部門の協力を得る。

 実際の生活におけるエネルギー利用の実態把握を進めると共に、住宅性能や暮らし方との関係を明らかにするのが目的。家庭内のエネルギー使用状況をリアルタイムに把握・記録するHEMSで取得してきたデータと、実住宅のデータを組み合わせて分析する。データは約10万件、最大で過去14年間のデータが蓄積されている。

 コロナ禍前後の回路別年間消費電力量の変化の調査から、テレワークの定着によって電子レンジや食洗機を活用した効率性・時短を重視した家事スタイルへのシフトが読み取れるように、暮らし方の変化が電力使用の変化として客観的に把握できることが分かってきている。一方で、近年の間取りトレンドの変化などがどのようにエネルギー消費に影響を与えるかは十分に解明されていないことから、今後は同社が保有する住宅の間取りデータや入居後の生活に関するデータを組み合わせた統合分析を行なう。

 この分析を通じて、省エネルギーと快適性の両立や生活者の暮らし方への影響、レジリエンス強化などの多角的な観点から住宅・暮らし・エネルギー利用の関係性を紐解いていく。


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