(株)エー・ディー・ワークスは5日、金融庁長官および国土交通大臣に対し申請していた、不動産特定共同事業法の電子取引業務に係る許認可(変更認可)を4日に取得したと発表した。これを受け同社は、不動産クラウドファンディング(CF)サービスの提供を9月にも開始する。
同社は、従前より不動産特定共同事業法に基づく不動産小口化商品「ARISTO」を提供。その運用総額は500億円を超えている。不動産CF参入に当たっても、これまで培った収益不動産に関する知見とノウハウを活用することで、信頼感のあるサービス提供を目指す。
年間1万4,000件以上取得する収益不動産情報の中から、投資対象として適切な物件を厳選。バリューアップ工事や戦略的なテナントリーシング等を通じて、対象不動産の価値向上を図るとともに、売却まで見据えた商品設計・運用を行なう。「ARISTO」は1口500万円からの販売だったが、不動産CFは1口1万円からの少額投資商品としてラインアップ。より幅広い個人投資家層との接点を創出する。
9月をめどに不動産CFサービスサイトを開設し、第1号ファンドの募集を開始する予定。正式なサービス開始日とサービス名称は未定。年内に複数ファンドの募集を目指す。
事業開始当初は、同社自らが物件を組成・提供する形で推進。運用実績と投資家基盤の蓄積を進めていく。将来的には、不動産特定共同事業法に基づく第3号・第4号事業へと展開。ノンアセット型への転換を目指す。自己資本に過度に依存せず運用資産残高を拡大できる、資本効率の高い事業モデルを構築し、グループの中長期的な成長基盤の一つとして育成していく。