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三菱地所、埼玉・三郷で危険物対応の物流施設竣工

「ロジクロス三郷」外観

 三菱地所(株)は31日、大規模マルチテナント型物流施設「ロジクロス三郷」(埼玉県三郷市)を竣工した。「ロジクロス」シリーズ23件目の開発物件で九州旅客鉄道(株)(JR九州)、(株)住友倉庫との共同開発プロジェクト。JR九州にとっては初の首都圏での物流施設開発事業、住友倉庫としては不動産事業としての物流施設開発への本格進出案件となる。

 開発地は三郷北部土地区画整理事業地内。東京外環自動車道「外環三郷西」ICまで約2kmに位置し、JR武蔵野線「新三郷」駅まで約2.3kmで、バス停にも至近と、スタッフの確保や通勤利便性にも優れた環境となっている。敷地面積は5万4,528平方メートル、建物は柱が鉄筋コンクリート・梁が鉄骨の混構造で、地上5階建て。延床面積は13万5,032平方メートル。着工は2025年1月14日。

 同区画整理事業地内では唯一、ダブルランプを採用した物流施設で、効率的な搬入・搬出が可能。最小区画は約950坪で、小割ニーズにも対応する。加えて、1階の一部区画はトラックバースを3面に配置することができるため、地域輸送配送ニーズにも適している。また、危険物倉庫を併設しており、アルコールや化粧品類、リチウムイオンバッテリーなどの危険物第4類相当が保管できる。

 入居企業向けには、5つの会議室と2つのWeb会議用ブースを設置するなど機能的なワークスペースを提供するほか、ラウンジを3ヵ所設け、それぞれコンセプトを変えることで従業員の働く場所や気分に合わせて利用してもらう。さらに、最上階の休憩室には屋上テラスも設けた。

 三郷市と協定を結び、災害発生時には施設の一部を開放するなど、地域の防災拠点としての役割も持たせた。国産材の積極活用やコーポレートPPAを導入した太陽光発電の余剰電力活用など、環境配慮も徹底する。


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