|
|
|
三菱地所(株)は1日、東京都千代田区の丸の内エリアで、警視庁、東京消防庁と連携した官民連携の大規模防災訓練を実施。同社グループ・警察・消防・エリア就業者の600人超が参加した。
同区で最大震度7および同等クラスの余震を観測した場合を想定。行幸通り、丸の内ビルディング(丸ビル)、丸の内仲通り、皇居外苑と、広範囲で訓練を行なった。行幸通りでは、帰宅困難者の誘導や、信号機が滅灯した際の電気自動車による復旧、車両閉じ込め救出・道路啓開など、地震により起こり得るさまざまな事態への対応を確認。丸ビルで火災が発生したとの想定で、はしご車を利用した高所からの救出救助、放水訓練なども行なわれた。
また、丸ビル内のエスカレーターで群集雪崩が起きた場合の救出救助、トリアージ(治療や搬送の優先順位付け)、要救助者の民間バスによる搬送、皇居外苑へのヘリコプターの離着陸と要救助者を乗せる動きも確認された。
訓練後の講評で、千代田区長の樋口高顕氏は「千代田区は首都機能が集中し、来街者、在勤・在学者が集まっている地域。発災時には多くの帰宅困難者が発生することが予想されるが、本日のような訓練を重ねることで対応の練度は上がっていくはず。引き続き皆さまと力を合わせて取り組んでいきたい」とコメント。三菱地所執行役社長の中島 篤氏は「防災はわれわれの事業であるまちづくりの根幹にあるものと思っている。これからも、安全・安心を根幹に据えたまちづくりに取り組んでいく」と述べた。
訓練後には、大都市防災を専門とする、国立大学法人東京大学先端科学技術研究センター教授の廣井 悠氏と中島氏が登壇し、「首都直下地震に備えた都市防災と帰宅困難者対策」と題した講演を行なった。
|
|
|