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既存マンション購入時、高年収者ほど管理状態など重視

 (株)コスモスイニシアは5日、「中古マンション購入検討者・購入者の実態調査」結果を公表した。首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)在住の20~60歳代の男女のうち、直近2年以内に中古(既存)マンション購入を検討している500名と、直近2年以内に中古マンションを購入した500名の計1,000名にアンケートを実施した。調査期間は8月31日~9月4日。

 中古マンション購入者に対し、マンションの種別を聞いたところ、半数以上が「リフォーム・リノベーション済み物件」(53.2%)と回答。中古マンションを検討・購入するに当たり最も重視したことは、「物件価格」(18.2%)が最多となり、「交通利便性」(13.0%)、「資産性」(10.5%)が続いた。物件価格や暮らしやすさに加え、将来の資産価値を重視していることが分かった。

 世帯年収別に重視する(した)ことを分析すると、年収1,000万円未満までは「物件価格」、年収1,000万~1,500万円未満では「交通利便性」がそれぞれ最多となった。年収1,500万円以上では「資産性」、「交通利便性」が上位となり、年収3,000万円以上の世帯では「資産性」に次いで「管理状態・共用部の状態」が上位に。「管理状態・共用部の状態」に関しては、世帯年収3,000万円未満と比較して高い結果となり、世帯年収水準が上がるにつれ、最重視項目が「物件価格」から「資産性や管理状態」へとシフトしていた。また、住宅ローン金利の上昇や中古マンション価格の高騰を受けて、購入に対する考え方や判断に変化が生じたか聞いたところ、年収2,000万円以上の場合は「積極的に動くようになった」の回答割合が「慎重・保守的な判断をするようになった」を上回り、最多回答へと逆転した。

 住宅ローン金利の上昇や中古マンション価格の高騰を受けて、検討・購入時に見直したことは、「特にしていない」(26.8%)が最多。「情報収集の範囲を広げた」(23.5%)、「予算(購入上限額)を見直した」(21.2%)が続いた。年代別では、20歳代は「広さ・間取り条件」(37.5%)、30歳代は「情報収集の範囲」(30.2%)、40歳代は「情報収集の範囲」(27.2%)や「予算」(26.0%)、50・60歳代は「特にしていない」(44.8%)が上位となり、世代によって見直しポイントが異なる結果となった。

 リフォーム・リノベーション済み物件を選択した理由を、中古マンション検討者と中古マンション購入者で比較したところ、「リフォーム・リノベーションによる内装・設計の魅力があるから」が、検討時(38.2%・2位)から購入時(30.5%・3位)に至るまで一貫して高い支持を集めていた。
 購入後の後悔ポイントは「特に後悔はない」(33.0%)が最多となった一方、「広さ・間取り」(14.4%)という回答も多く、「管理状態・共用部の状態」(11.6%)については購入前の最重視度8位から4位に上昇していることが分かった。


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