不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/7/24

新築分譲マンションの購入者、63.3%が希望価格より高値で購入/アトラクターズ・ラボ調査

 アトラクターズ・ラボ(株)は24日、新築分譲マンション購入に対する意識調査結果を公表した。

 同社では購入者の価格に対する意識、価格弾力性、商品選択の優先順位を中心に、購入者心理を四半期ごと調査。時系列で比較しているもの。
 同社インターネットサイト「住まいサーフィン」のモニターに登録した会員で、直近3ヵ月間に新築マンションの販売センターへの訪問者を対象に7月3日~8日の間、調査を実施した。回答数は173件。

 それによると、現在のマンション価格が高いと感じる層は前回調査(09年4月時点)より6ポイント増加し、42%となった。また、1年後の住宅価格が「下がる」と予想している割合は49%と、前回調査時より10ポイント減少した。

 また、実際購入した人の購入(契約)価格について、「希望通り」との回答者が前回の41.0%から33.8%に減少。逆に、当初希望価格よりプラスした価格で購入している割合が63.3%いることが明らかになった。

 同社では、09年1-3月期は値引販売等で価格が下落したものの、4-6月期は売出値が上がっていると分析している。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。