不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/6/8

不動産投資インデックス、総合収益率全国平均が01年以来のマイナスに/CBRE調査

 シービー・リチャードエリス(株)(CBRE)は7日、関連会社シービー・リチャードエリス総合研究所が、三菱UFJ信託銀行と共同開発し継続的に公表している「MUTB-CBRE不動産投資インデックス(略称:MU-CBex、呼称:マクベス、旧MTB-IKOMA不動産投資インデックス)の最新データ(2009年)を発表した。

 同データでの総合収益率の全国平均は▲6.9%(前年比7.4ポイント下落)となり、01年以来のマイナスで、1996年(▲8.3%)以来の低水準となった。インカム収益率が4.1%(同0.1ポイント上昇)、キャピタル収益率が▲10.9%(同▲7.5ポイント)と、キャピタル収益率の大幅下落が要因。

 また、主要都市のすべてで総合収益率がマイナスとなった。総合収益率が低い3都市は、札幌市(総合収益率▲9.4%)、福岡市(同▲9.2%)、大阪市(同 ▲9.0%)。

 同社は「08年に引き続き、リーマンショック後の不動産投資パフォーマンスの悪化が、如実に示されている」と分析している。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。