不動産ニュース / 開発・分譲

2015/4/20

東京・神田で博報堂旧本館を復元した複合ビルオープン/博報堂ほか

「テラススクエア」外観イメージ
「テラススクエア」外観イメージ
庭園広場イメージ
庭園広場イメージ

 (株)博報堂、住友商事(株)、三井住友海上火災保険(株)、(株)大修館書店および安田不動産(株)は5月15日、5社共同で開発中の「テラススクエア」(東京都千代田区)をグランドオープンする。

 東京メトロ半蔵門線・都営新宿・三田線「神保町」駅徒歩2分。東京メトロ東西線「竹橋」駅徒歩5分に位置。鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造)地上17階地下2階建ての、商業施設(1~2階)、カンファレンスゾーン(3階)、オフィス(4階~17階)からなる複合ビル。敷地面積6,049.85平方メートル、延床面積5万2,850.49平方メートル。

 ビルの一部に、1930年竣工の古き良き東京の面影を残した博報堂旧本館を復元。同建物の1階に、「生活者発想」と「パートナー主義」を企業理念に掲げる博報堂と、「カフェ&バー プロント」が共同で、全国初となる「HASSO CAFFÈ with PRONTO(ハッソウ カフェ ウィズ プロント)」を出店する。
 「HASSO」は「発想」を意味し、「発想クロッシング」をコンセプトに、多様な思考や刺激が交差しあうよう、店内には大きな存在感の展示スペース「発想の壁」や、入口から出口にかけて帯のように連なるテーブル「発想の卓」、窓を通して外部へと思考を解き放つ「発想の窓」を配置。空間を活用しながら人それぞれの中に「ひらめき」が生まれる仕掛けを施し、セミナーやワークショップなどイベントの開催も予定している。
 また、屋上部分となる3階には、日本初の飲食店特化型都市型農園「テラスファーム」を設置。蕎麦居酒屋など、契約店舗3店舗が、各店で育てた野菜を用いたメニューを提供する。

 商業ゾーンには、生演奏に合わせ酒と料理が楽しめる新業態「鉄板焼バー Cava(サヴァ)?」や東京・中野で人気の日本酒バル「青二才」など、全国初出店1店舗、新業態2店舗、商業施設初出店4店舗を含む計10店舗が出店する予定。各フロアには、緑豊かな広場に面し計200席以上のテラス席も設置する。

 また、落葉樹を中心とした約70本の樹木や、水路、彫刻家の長澤英俊氏によるアート作品を設置した1,000平方メートル超の庭園広場も設置。緑豊かで解放的な空間を演出する。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。