不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/10/20

マイホーム取得のハードルは資金面

 ハイアス・アンド・カンパニー(株)は19日、「住宅購入に関する消費者調査」結果を発表した。現在の住まいが持ち家ではない全国の20~49歳までの男女618名を対象に、WEBアンケート調査を実施。調査期間は7月28~29日。

 マイホーム取得の意向はあるが「不安に感じることが多くある」「不安に感じることがまあまあある」との回答が、88.9%にのぼった。その不安の具体的な内容については、「無理のない返済計画が立てられるか」が59.3%でトップに。「必要な自己資金を用意できるか」(47.9%)、「将来の収入の見通しがたたない」(38.4%)と続き、トップ3はすべてお金にまつわることが占めた。

 マイホーム取得の計画・活動を進めるため、住宅会社や不動産会社に求めるものについての問いには、「無理のない返済計画への助言」が約半数(47.6%)に。収入・支出・家族計画など、将来の生活の全体像を踏まえた住宅選びの提案についてのニーズは22.0%にとどまった。
 また、収入面と合わせて重視されるべき「将来の家族計画(結婚・子育ての予定)をたてること」や「将来の支出の見通し(教育・医療・老後)をたてること」など、先々の支出に関することへの意識は高いといえない結果となった。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。