不動産ニュース / 開発・分譲

2018/6/22

三田の市街地再開発組合が設立/住友不

「三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」完成イメージ

 住友不動産(株)は22日、都市計画が決定している「三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」(東京都港区)において、再開発組合設立の認可を受けたと発表した。

 同開発地区は、JR「田町」駅および都営地下鉄「三田」駅の近傍に位置。交通利便性が高い一方、幹線道路や地形の高低差等による東西市街地の分断や歩行者ネットワークの不足が課題とされているエリア。建物の老朽化が進むとともに低未利用地も多く、都心にふさわしい土地利用が妨げられている。今回の組合設立認可により、質の高い都市空間を備えたビジネス交流拠点・生活環境の形成を目指す。

 地区面積は約4ha、延床面積は1街区:約19万6,744平方メートル、2街区:約7,214平方メートル、3街区:約2万1,619平方メートル。1街区に地下3階地上42階建て、2街区に地下1階地上6階建て、3街区に地下1階地上9階建ての建物を建設。事務所や住宅、生活支援、学校、店舗、貸会議室等に利用する。
 併せて、三田エリアと芝浦エリアを連絡する歩行者デッキの整備、東西の高低差のある道路間をバリアフリーで連絡する歩行者通路を設置。歩行者ネットワークの強化を図る。総事業費は約1,620億円。

 工事着手は2019年2月、建物竣工は23年10月の予定。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。