大和ハウス工業（株）は、分譲マンションの新統一ブランド「D’（ディー）」を設立し、9月以降の販売物件および顧客・市場に対するコミュニケーション活動のすべてに起用すると発表した。
同社は4月1日に旧大和団地（株）と合併し、それに伴い事業の方向性やブランド・性能基準の統一化を推進していた。
今回設立する新ブランド「D’」は、顧客に保証するマンション品質の証でるとともに、住宅メーカー独自の厳しい基準を満たしたマンションを提供する意思表示を表す。なお、同ブランドは（1）ステイタスを求める人へのハイグレードシリーズ「D’Granse（ディーグランセ）」、（2）高付加価値型の大規模マンションとして、新しい住環境を創造するプロジェクトシリーズ「D’Grafort（ディーグラフォート）」、（3）都心回帰により都市利便性や都市生活を積極的に楽しむ洗練されたライフスタイルを実現するアーバンシリーズ 「D’Cladear（ディークラディア）」、（4）自然と安らぎ・広さを求め、郊外型の暮らしを家族で楽しむシリーズ「D’Restia（ディーレスティア）」の4シリーズで構成されるとともにフリープランニングシステム「マイスタイルデザインマンション」を導入し、多様化するマンション居住者のニーズに対応する。
また、これに併せて品確法の住宅性能表示制度を包括した独自の基本性能基準 「D’Life Quality」を設け分譲マンション事業の内容強化を図り、2001年に5,000戸、2005年には7,000戸の供給をめざす。