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NS不動産インデックスによる「東京圏の最新地価動向」発表

 (株)ニッセイ基礎研究所と(株)三友システム不動産金融研究所は、共同開発した不動産インデックス「NS不動産インデックス」による2001年第4四半期(2001年10~12月分)の東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)の最新地価動向を発表した。

 それによると、1994年第2四半期を1とした東京圏の2001年第4四半期の住宅地指数は0.660、商業地は0.390、全体平均では0.573の水準に下落。前期と比較すると住宅地は同値、商業地は▲6%で、依然として底打ちの状況にないことが明らかになった。
 また2000年第4四半期から今期までの1年間では、住宅地が▲5.5%、商業地で▲12.2%下落し、1999年第4四半期から1年間(住宅地▲3.8%、商業地▲8.0%)に比べ、ともに下落幅が拡大した。都県別の1年間の推移は、住宅地でわずかな例外を除き、2001年第1四半期以降下落を続けている。


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