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不経研、2003年上半期の「マンション市場動向」発表

 (株)不動産経済研究所は14日、首都圏・近畿圏における、2003年上半期(2003年1月~6月)のマンション市場動向を発表した。

 これによると、首都圏における2003年上半期の供給戸数は4万135戸で、前年同期比▲9.0%であった。1戸当たり平均価格は4,068万円(同0.5%増)、1平方メートル当たり単価は54.1万円(同5.3%増)と、共に増加。初月契約率の平均は、同1.7ポイント増の78.3%となった。
 上半期の総契約戸数は4万2,750戸(同▲3.0%)。即日完売戸数は1万1,353戸(発売戸数の28.3%)、公庫融資付き戸数は2万3,454戸(同58.4%)であった。
 なお、下半期(7月~12月)の発売戸数は4万6,300戸(前年同期比4.2%増)、2003年年間では8万6,435戸となる見込み。

 近畿圏における2003年上半期の供給戸数は、前年同期比▲25.3%の1万5,271戸。1戸当たり平均価格は3,158万円(同▲3.4%)、1平方メートル当たり単価は40.9%(同▲1.2%)であった。1月~6月の平均月間契約率は70.1%(同▲0.4ポイント)。
 上半期の総契約戸数は2万2,439戸(同▲15.6%)。即日完売戸数は2,937戸(販売戸数の19.2%)、公庫融資付き戸数は5,655戸(同37.0%)であった。
 なお、下半期の発売戸数は約1万8,000戸(前年同期比▲3.5%)、2003年年間では約3万3,000戸となる見込み。


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