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不動産再生事業、販売数好調で増収増益/ライフステージ06年6月期決算

 (株)ライフステージは24日、2006年6月期決算の記者発表を開催した。

 当期(2005年7月1日~06年6月30日)の連結業績は、売上高33億2,500万円(前年同期比34.5%増)、営業利益4億3,700万円(同111.7%増)、経常利益3億9,900万円(同112.5%増)、中間(当期)純利益2億2,000万円(同175.2%増)と大幅な増収益になった。

 セグメント別では、主軸となるマンション販売代理事業おいて、近畿エリアでの小規模物件の取り扱い、首都圏エリアでは受託済みであった大規模物件販売による売上が中心となり、契約数減により、売上高18億8,300万円(前期比▲5.2%)、営業利益3億6,000万円(同▲12.6%)となった。
 不動産流動化・再生事業では、九州エリアでの西福岡マリナタウン事業の販売が好調に推移し、売上高9億100万円(同160.4%増)、営業利益は3億5,900万円(同365.1%増)と大幅に業績を上げた。

 今後は、マンション販売代理事業において、年間契約数2,000戸超を目標に、特に首都圏に力を入れていく。また06年1月に開始したJVデベロップメント事業おいて、多様化な案件への対応などでさらに拡大していく方針。
 同社代表取締役社長は「マンション販売代理事業で蓄積したノウハウを他事業にも生かし、事業拡大を図るとともに、各事業がシナジー効果をもってグループ全体の発展へとつなげたい」と語った。

 通期の連結業績予想は、売上高46億7,900万円、経常利益5億500万円、当期純利益2億7,600万円を見込んでいる。


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