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インボイスGと資本・業務提携、ライブドアとの提携解消/ダイナシティ

 (株)ダイナシティは25日、インボイスグループとの間で、資本・業務提携契約を締結した。これに伴い、2005年12月より進められてきたライブドアグループとの資本・事業提携を解消する。

 インボイスグループは、連結子会社のインボイスRMとその子会社群によりプロパティマネジメント事業を展開しているほか、グループのジャパン・シングルレジデンス・アセットマネジメント(株)が不動産投資信託事業も手がけている。一方、ダイナシティは、大都市中心に、投資家向けコンパクトマンション分譲やソリューション事業を展開しており、両社の事業基盤を相互利用することで、他社との差別化、競争力の強化につながるとの狙いから、資本・業務提携に至った。

 資本提携は、インボイス100%出資によるインボイスパートナーズ合同会社が、ダイナシティが行なう新株引受権、新株予約権のすべてを公開買付け。これにより、インボイスグループは、ダイナシティの発行済株式数の88.1%を取得し、ダイナシティを連結子会社化。ダイナシティへ、取締役・監査役を派遣する。また、ダイナシティは、ライブドアグループの保有する新株予約権付社債191億円を、インボイスパートナーズ合同会社からの借入金により買入消却。同グループとの提携を解消する。

 一方、業務提携では、不動産分譲事業・管理事業・不動産ソリューション事業・オーナーに対する各種サービス事業・インターネット事業などを共同展開。シングル向けマンションにおけるトータルサービスの提供をめざしていく。


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