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マンション管理は「総合住生活サービス業」へ/高住管理協が賀詞交歓会

「居住者との信頼関係構築のためには、法令遵守の徹底が必要」と述べる(社)高層住宅管理業協会理事長・黒住昌昭氏

 (社)高層住宅管理業協会の新年賀詞交歓会が17日、東京都港区の第一ホテル東京で行なわれ、協会会員、国会議員など多数の来賓が参加した。

 冒頭挨拶した同協会理事長・黒住昌昭氏は「200年住宅、住生活基本計画といったストック重視の政策が打ち出される中、マンション管理業界の重要性はますます高まっている。マンション管理業も、かつてのハード・共用部の管理から住民のコミュニティーづくり、専有部のサービス、地域との共生支援、戸建て団地の管理とまさに『総合住宅サービス業』と言っていい業界へ転換しつつある。こうしたユーザーの新たなニーズへ応える施策を、これからも展開したい」と語った。

 また、「当協会は来年、創立30周年を迎える。修繕積立金の在り方、新管理者管理方式の検討等に加え、規模や地域を超え、協会会員である利益が実感できる施策を打ち出していく。協会名の変更も視野に入れている」と展望を述べた。

 国土交通副大臣の松島みどり氏らの挨拶に続いて、同協会副理事の野崎弘毅氏の音頭で乾杯し、盛会となった。


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