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注文住宅の新サービス「ハウスシンジケート」、12月より開始/エースホーム

「この事業を成長戦略として、新しいマーケットに進出していきたい」と述べる同社代表取締役の竹田善明氏
第1号物件のプロデュースに携わったタレントの杉浦太陽さんと、同商品のキャラクターとして登場していた犬のエースくんが会見に登場

 エースホーム(株)は27日、注文住宅における新サービス「ハウスシンジケート」事業を12月より開始すると発表した。

 「ハウスシンジケート」とは、住まいづくりにかかわるプロの集団が、商品開発から初期相談・資金計画~完成・引渡しまでのサポートを行ない、それぞれのライフスタイルに合った住まいを建築家と打ち合わせながらカスタマイズしてつくりあげていくシステム。基本性能部位である構造体、保証関連などを同社が担当し、間取りや内装設備などを建築家が手がけることで、顧客が品質や性能、適正コストに安心感を持ちながら、あこがれのライフスタイルを実現するための家づくりをサポートしていく。

 第一弾商品として、「L3」(エルキューブ)を開発、モデル棟を湘南に建築した。同商品は、3種類の高さのモジュールを組み合わせることで、立体構成で空間を楽しめるつくりとした。また、床面積に算入されない高さ1.4m以下の空間を1・2階の間に挿入することで、物の出し入れが水平にできる収納空間を設けている。

 同社代表取締役の竹田善明氏は「神奈川県は、ユーザーからの資料請求は多いが、加盟店がないため、今まで手がけることができなかった地域。このたび開始する『ハウスシンジケート』事業では、神奈川からの展開をめざし、湘南仕様を標準仕様とした。この事業を新たな成長戦略として、新しいマーケットに進出していきたい」と述べた。

 事業開始は12月16日から。販売地域は神奈川県で、東京、千葉、埼玉にも順次拡大していく予定。2010年1~12月の期間で、100棟の販売をめざす。


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