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新設住宅着工戸数、4ヵ月連続増加/国交省

 国土交通省は28日、2008年10月分の新設住宅着工戸数を発表した。

 10月の新設住宅着工戸数は9万2,123戸(前年同月比19.8%増)で、3ヵ月連続の増加。新設住宅着工床面積も、747万5,000平方メートル(同9.9%増)と同じく4ヵ月連続で増加となった。
 季節調整済年率換算値では、102万7,000戸。

 利用関係別の着工件数をみると、持家が2万6,533戸(同▲4.3%)で4ヵ月ぶりの減少となったが、貸家は4万2,940戸(同35.4%増)と4ヵ月連続の増加。民間資金による貸家が増加し、公的資金による貸家が増加したため、貸家全体では増加となった。
 また、分譲住宅では、マンションが1万2,889戸(同96.3%増)と4ヵ月連続増加の一方で、一戸建て住宅が9,012戸(同▲11.8%)と4ヵ月ぶりの減少。一戸建て住宅は減少したものの、マンションが増加したため、分譲住宅全体では増加となった。


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