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不動産のプロ、「地域・場所」を重視して住まい探し/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)はこのほど、不動産業従事者が自身の住まいを決めたきっかけや手法等について調査した。

 同調査はいわば、「不動産のプロ」がどのように自身の住まいを選んでいるか、その実態を明らかにしたもの。
 2009年5月16~25日の間、同社加盟不動産会社の従業員1,116名より回答を得た。

 それによると、現在の住まいを選ぶ際に重視した点についての問いでは、「地域・場所」との回答が56.9%と最も多く、次いで、「価格・家賃の妥当性(相場・資産価値等)」が55.8%、「広さ」が41.2%となった。

 また、現在の住まいの住居は、「注文住宅」が26.1%と最も多く、次いで、「中古賃貸マンション」(15.0%)、「中古一戸建て」(11.2%)、「新築建売一戸建て」(10.8%)、「新築分譲マンション」(10.1%)となった。
 なお、現在の住まいを決めたきっかけについては、「良い物件との出会い」(22.6%)が、「子供が生まれた(成長した)」(15.1%)、「結婚」(14.1%)などの環境の変化より多く、プロの特色が出ていると同社は分析している。

 また、どのような方法で物件情報を収集したかについては、「自社で保有、または管理している物件の中から」が21.0%となったほか、「不動産会社間流通情報(レインズ・アットホーム等)」が20.9%と続いた。


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