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中規模ビルのCO2排出量削減へMITと共同プロジェクト/ヒューリック

 ヒューリック(株)は、マサチューセッツ工科大学(MIT)の建築・都市計画学部ビルディングテクノロジー部門(建築学科、機械工学科、土木・環境工学科のジョイントプログラム)と共同で、首都圏の中規模オフィスビルでの自然エネルギー導入によるCO2排出量の大幅削減を目的とした研究プロジェクトを立ち上げた。

 現状のオフィスビル省エネ対策が、超高層ビルや大規模開発を中心とした技術開発に偏っているため、首都圏における中規模ビルへの環境配慮プロジェクトとして立ち上げるもの。CO2 排出量の削減をめざす「自然換気、自然採光及びそれを活かせるファサードデザインの提案」をテーマとした研究開発を、MITのビルディングテクノロジー部門のディレクター・教授である、グリックスマン博士以下複数の教授、および博士課程の学生研究員らと共ともに、国内の建築設計事務所や建設会社の技術センターの協力を得ながら推進する。

 9月から3年間の予定で研究を進めていく。


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