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首都圏中古マンション成約件数、再び前年割れ/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける5月の市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は2,522件(前年同月比▲4.8%)と、再び前年同月を下回った。東京都が1,120件(同▲9.8%)、埼玉県335件(同3.4%増)、千葉県364件(同0.0%)、神奈川県703件(同▲2.4%)と、成約件数の多い都県での件数減が響いての前年割れ。

 成約単価は1平方メートル当たり38万6,500円(同2.9%増)と6ヵ月連続で上昇しているが、前月比では▲1.0%と6ヵ月ぶりの下落となった。都県別では、東京都51万2,300円(同5.6%増)、埼玉県24万6,000円(同6.4%増)、千葉県24万800円(同3.0%増)、神奈川県35万5,100円(同3.1%増)。

 また、平均価格は2,543万円(同1.9%増)、平均専有面積は65.78平方メートル(同▲0.9%)。登録件数は、1万1,278件(同6.6%)と、2ヵ月連続で前年同月を上回った。

 なお、中古戸建ての成約件数は919件(同1.0%増)で、2ヵ月ぶりに前年同月を上回った。成約平均価格は2,930万円(同▲4.7%)で、2ヵ月連続の下落となった。


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