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建設工事受注高、再び前年同月割れ/国交省調査

 国土交通省は10日、2010年4月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 同月の建設工事受注高は2兆4,199億円(前年同月比▲9.7%)と、前月の増加から再び前年同月割れとなった。うち、元請受注高は1兆6,294億円(同▲8.8%)、下請受注高は7,906億円(同▲11.6%)となった。

 元請受注高のうち、公共機関からの受注高は3,683億円(同▲13.9%)と5ヵ月連続の減少。民間等からは1兆2,611億円(同▲7.2%)と前月の増加から再び減少となった。
 
 公共機関からの受注工事(1件500万円以上)は、3,326億円(同▲15.3%)と、5ヵ月連続の減少。うち「国の機関」からは1,361億円(同 ▲40.1%)、「地方の機関」からは1,965億円(同18.6%増)だった。

 また、民間等からの建築工事・建築設備工事の工事(1件5億円以上)受注額は1,463億円(同▲46.5%)と、前月の増加から減少へと転じた。


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