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ゼロエネルギーの二世帯同居戸建住宅「xevo YU」を発売/大和ハウス

「xevo YU(ジーヴォ・ユウ)」外観イメージ

 大和ハウス工業(株)は、省エネエコ住宅「xevo」シリーズの二世帯同居向け新商品「xevo YU(ジーヴォ・ユウ)」を、7月15日から全国で発売する。

 「xevo」シリーズは、同社オリジナル外壁システム「外張り断熱通気外壁」を採用するなど、耐久性と省エネルギー性を高めた高性能住宅で、「住宅エコポイント」や「長期優良住宅」認定制度にも対応している。

 「xevoYU」は、軽量鉄骨造2階建ての自由設計で、家族構成やライフステージの変化に合わせて、住まい方を変えることができる二世帯同居住宅。
二世帯間のほど良い関係をもたらすため、1階には、世帯間の交流が図れるように、リビング・ダイニング・キッチンなどの「コミュニケーションスペース」を設置。2階には、親世帯・子世帯の個室を配置し、両世帯の個室間に階段や収納、吹き抜け、ファミリースペースなどの共有空間「センターコア」を設けた。

 また、切妻屋根の屋根面積を拡大した「ハイブリッドエコロジールーフ」を採用し、「太陽光発電システム」を搭載。
 外張り断熱通気外壁や高効率給湯器も標準で採用し、政府が定める新省エネ基準に比べて、年間の光熱費を最大約169%、CO2排出量を最大約106%削減することが可能。これにより、政府が2020年を目標に推進する、エネルギー消費が差し引きゼロの住宅「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」を実現した。

 大容量の小屋裏収納「メガロフト」は、「ハイブリッドエコロジールーフ」の小屋裏を活用。最大1.4mの天井高があるため、収納場所に困る大きな荷物等を収納することができる。

 さらに、省エネ空調システム「エアスイート」を採用。同システムは、奈良県立医科大学との「住居医学」講座を通じて実施した、健康と室温の研究結果をふまえて開発したもの。少ない電力で効率よく快適な室温を維持することができ、従来の「全館空調システム」と比べると、CO2排出量や年間の光熱費も約半分に抑えることができる。

 販売価格は本体工事価格3.3平方メートル当たり税込み55.6万円から。販売目標は年間2,400棟をめざしていく。


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